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自分の将来を見たようで、ずっと心から離れない出来事 - 2013.08.23 Fri

少々前の出来事。

その時は、少し驚いたけどすぐに忘れてしまうような
日常の一コマのように思えた。

だが、段々と心にまかれた種が育って
根っこを張り巡らそうとしている。
そして不安というか、寂しさというか怖さというか何とも表現できない芽が頭をもたげている。


アパートの道路を挟んだ公園。
野球グラウンドもあるし、
小さなコミュニティーの建物もあり、ダンスやビンゴなどの定期的な催し物も行われる。
毎週芝刈りもちゃんと入って綺麗に管理されたとてもいい公園。
あちこちに小さな花壇もあったりして
ボランティアの方々が定期的に植え替えたり常に花が絶えない。

老若男女が訪れベンチに座ったり、
芝の上に寝転がったり
遊具で遊んだり、それはそれは一日中人が訪れている。




ある日の夕方、時々見かける老婦人が
いつものようにウォーカーを押してちょっとフラフラと
危なっかしい足取りでゆっくりと歩いてきた。

私は姫が邪魔にならないように横によけて
更に、彼女にいつでも手が貸せるように(心配しながら)見ていた。
年の頃なら80代も後半か?あるいは既に90代か。
でも、こちらの人らしくおしゃれは欠かさない。
サングラスをかけ、素敵な帽子もかぶっている。
今までも何度かすれ違ったことはあるし、そのたび
「こんにちわ」程度の挨拶はしていた。
時には小さな段差に引っかかったウォーカーの車輪を持ち上げたりしたこともあった。

その時は、挨拶のあとに彼女が立ち止まって
「この公園の向こうの端にある小さな花壇を知っているか?」と聞くので
「ええ、知っています。」と答える。
すると彼女が震える声で話し出した。


それによると、
自分の祖母の想い出にとその花壇にミニバラを植えて毎日世話していた。
今日も行って世話しようと思ったら、
バラの花が誰かの手によって切られてしまっていた。
昨日はちゃんとあったのに、
欲しかったのなら言ってくれればちゃんとあげるのに
黙って切って持って行くなんて。
私の大事な祖母の想い出なのに、、、、。
そう言ってさめざめと泣きだしたのである。

私は、かける言葉が見つけられずに、そっと肩を撫でるしかなかった。
ひとしきり泣いて、鼻を拭いたら、またよろよろと歩き出して行った。
後ろから、「Take Care」というのが精一杯だった。


でも、その花壇ミニバラが植わっているのを見たことがない。
私達がここへ来たのは4月。
一度もその記憶がない。
私の間違いかと思って以前撮った写真もざっと見て見た。
だけどやっぱり写っていない。

場所が違うのかもしれないが、、、、、。
あの足腰の様子じゃ、ミニバラを花壇に植えて世話をするのは無理じゃないか?
屈むことさえ困難なんだもの。

どう考えたらいいのか私は混乱してしまった。
過去の元気な時のある時点では
云うようにバラを植えて世話していたこともあったのかも知れない。
時間の概念が少々ずれてしまったのだろうか。
過去と現在の区別がつきにくくなっているのかもしれないなー。


一人で暮らしているのだろうか?
昼間だけ一人なんだろうか?
ソーシャル・サービスは受けていないんだろうか?


彼女の状況は全くわからないけど
この短時間の接触は、強い印象を残すことになった。

自分は将来どうなるのだろうか?と。
漠然とした不安なら今までも抱いていた。
だけど、より強く、そしてより輪郭が姿をなしてきているようで怖くなった。
あえて一言で言えば「孤独死」で括られるようなことかなー。

これは何かの納得できる解決策が生まれなければ
これからももっと強い不安となって自分を襲ってくるんだろうな。



● COMMENT ●

Re: タイトルなし

☆鍵様
身につまされます。
老いは確実にやってきているて、身体能力もメンタルも能力低下。
ふっとね、ふっとね、不安に襲われるわけです。
若い時にはなかった感覚ですよね。

まさに現実

うちそれまさにリアル~。
母親は薬を飲んでるのもあって、あまりネガティブに転ばないのだけど、「えっ?どうしてこれができないの?」
「なんでそうなるの?」ということはもう毎日。確実に着実に痴呆は進行してる。
バラの花のおばあさんは、可哀想だけど、もしかしたら明日には泣いたことすら忘れてるのかもしれない。
もし、もう一度そういうことを言ってたら「あまりにも綺麗だからつい切ってしまったのかも」とか、花が
素晴らしかったからついつい・・・みたいな、花の評価を重んじてあげたらどうだろう。
また来年綺麗に咲きますよって。ちゃんと世話してるからこそ、抗えないほど魅力的に咲いたんだって。
花泥棒に罪はない、じゃないけどね。
私自身も、自分の親だからか、変化が受け入れられないことが非常に多くてしんどいです。

☆ぱぷりかさま
将来一人で暮らしていくのかなーって思ったら
急に不安になるのよねー。この年になると。
明日は何があるかわからないけど、夫が先に行ったら一人ぼっち。
さびしいなーって、思う訳です。

そんなことも忘れてしまうくらいならそれもいいけど、
そこまで行く過程が怖いんだわ。

親もそろそろねじが緩んでくる年代。
傍にいないでこんな遠くまで来ちゃったから
それはそれで気にはなる。
まさに親にできなかったことを自分でも身を以て体験するのかなー。
周囲も自分も含めての変化に戸惑うことが多くなるのが
歳をとっていく証拠かんでしょうかねー。

今頃のコメントですみません。

その老婦人、livewellさんに出会ったことも話したことも
泣いたこともすべて忘れてらっしゃるのでは?
楽しい記憶の中で生きて行くのはよいけれど
悲しい記憶の中をさまようのは辛いですね。

姑と実父の老いを日々間近で見ていると
老いて行くことに諦めの感情しか持てません。
子供のいない私達夫婦は認知症(痴呆)になる前に
しかるべき施設に入所するのがベストかなぁと思うこの頃です。

Re: タイトルなし

☆Satoさん

そう、ご婦人はそんなこと話した、いや会ったことさえ忘れている。
身につまされる姿で、あとからジワーっと来た次第です。

楽しい思い出の中で生きていけたら幸せだよね。
悲しさを何度も追体験するのは辛すぎる。
悲観的な思考回路の私は自分が一体どうなっちゃうだろうって?思い悩むタイプ。
あがいても年を重ねるのは避けられないから
どう対処したらいいのかよね。

衰えを受け入れ、早めに施設で暮らすこと考えなきゃいけないよね。


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